先日知人から、コンサートのチケットを譲っていただいたので行ってきました。
そのお方は
「松山千春」さんです。
私自身、とても好きかと言われればそうでもなかったのですが(すいません。。)
何か「おもしろそう」という予感がして
有難く頂いて行ってみました。
知人曰く「彼は「俺の歌が聞きたいならCDを買ってくれ」と言い放つぐらいおしゃべりよ。」とのことでしたので
どんなお話しをするのかに興味がありました。
松山さんは、みなさん御存知かもしれませんが
北海道出身。
今回のツアーの最終日がここ地元だったこともあって
この日はいつもより歌った曲数が多いとおっしゃっていましたが
それでも、環境問題、政治問題、ご自身の病気と生き方についてなどなど
お話の時間はかなりあったように思いました。
印象に残った彼の言葉は
「みんな、自分らしく生きろって。だって考えてみろ?こんな俺が、1曲歌い終える度に、「今の歌どうでした??」っていちいちぺこぺこしてみんなに聞いたりしたら俺らしくないだろ?そういうことだって。みんな自分らしく信念持って生きろって。」
とても分かりやすい表現だなと思いました。
彼が言っていたことはまさに「エンパワメント」についてでした。
それともうひとつ。
「自分の信念を守るには戦え。」
これを聞いた時には
「信念を守るときに、別に戦わなくても良いのでは?」と疑問だったのですが
今考えてみると
彼が言いたかったのは
「自分が信念を貫こうと行動するときに聞こえる、もっともらしい自分の中の制限する声」との戦いだったのではないかと思うのです。
コンフォートゾーン(慣れた安全地帯)から
変化のための一歩を踏み出す時
もっともらしい声が聞こえることがあります。
その声に従って行動しないことも選択できますが
その声に従うことは、もう自分には必要ない場合があります。
もちろん、その声は悪いことではなく、過去に自分を守ってくれたことであったこともあります。
この辺りは、CTCのACコース・CTコースで学びます。
松山さんの言葉はとても説得力がありました。
人々はどう受け止めたのでしょう。